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​クリニック紹介

わんぱく先生からのアドバイス

「げっぷ」と「おなら」

 「最近、赤ちゃんのげっぷが出づらくなった。」とか「最近、赤ちゃんのおならが多くなった。」と思う事はありませんか?

 赤ちゃんは体重が増えるにつれ、おっぱい(ミルク)を飲む量が増えます。すると、今までは少し背中をさすればすぐに出てきた「げっぷ」が、たくさんのおっぱいの中から出ようとするために時間がかかってしまうのです。

 「げっぷ」がきちんと出ないと、おなかにたくさんの空気がたまってしまうため「おなら」が多くなってしまいます。それが何日も続くと、おなかが風船のように膨らんでしまい、赤ちゃんはおなかが苦しくて不機嫌になります。その結果「おなら」は出るのに、うんちが出ない「便秘」の状態になるのです。

 「げっぷ」のさせ方には色々な方法がありますが、哺乳の途中で「げっぷ」をさせることがいちばん大事なポイントです。おっぱいの場合、3~5分哺乳毎に「たて抱き」にして背中を下から上へさすってください。この時、赤ちゃんが泣いていれば、「げっぷ」が出やすくなります。ミルクの場合、50ml哺乳毎に同様におこなってください。それでも「げっぷ」がうまく出なかったり、便秘になってしまうようでしたら小児科医に相談することをお勧めします。

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