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クリニック紹介
わんぱく先生からのアドバイス
乳児湿疹
皆さんは、赤ちゃんに湿疹ができてしまった時、どの様に対処していますか?
赤ちゃんにできる湿疹の多くは乳児湿疹と言われるもので、皮膚の表面が硬く、ザラザラしている「にきび」の様な湿疹です。このような湿疹がたくさんできてしまうと、皮膚表面のバリアが壊され、ばい菌が付き、黄色い膿でジクジクした状態になってしまいます。
こうならない様に日頃から赤ちゃんのお肌ケアをしてあげてください。特にお顔の汚れは拭き取るだけではなく、赤ちゃん用(低刺激)の石鹸で洗うことをお勧めします。石鹸をよく泡立て、その「泡」で軽く顔を撫でるように洗った後、お湯にぬらし軽く絞ったガーゼで丁寧に泡を拭き取って下さい。その時、目、鼻、口、耳に石鹸の泡やガーゼからのお湯が入らないように注意して下さい。
顔に石鹸を使うことに関しては賛否両論あると思います。私は「皮膚の状態に合わせたケア」すなわち皮膚表面のバリアが壊れてしまっている状態には石鹸を使わず、バリアが保たれている状態で石鹸を使った洗顔が望ましいと考えます。
最後に、お母さんにも合わない化粧水があると思います。赤ちゃんも同様に、それぞれの赤ちゃんに合った石鹸を選択して下さい。
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